日報チェックにかかる「隠れ時間」をGeminiで見える化・圧縮する
「部下の日報、毎日チェックするのに時間がかかりすぎる…」
そう感じたことはあっても、実際に「1日何分かけているか」を意識したことがある管理者の方は、意外と少ないのではないでしょうか。
日報チェックは、1件あたりの時間は短くても、部下の人数が多くなるほど、また毎日続くものだからこそ、積み重なると大きな「隠れ時間」になっています。
そこで今回は、この見えにくい「隠れ時間」を数字として捉え、Googleが提供するAI(人工知能)ツール「Gemini」を使って圧縮する方法をご紹介します。
日報チェックの「隠れ時間」を計算してみよう
まずは、ご自身が日報チェックにどれくらいの時間を使っているか、簡単に計算してみましょう。
例えば、部下が5人いて、1人あたりの日報を読むのに5分かかるとします。単純計算で、1日25分。1ヶ月の営業日を20日とすると、月に約500分、時間にして8時間以上を日報チェックだけに使っている計算になります。
「そんなに使っているつもりはなかった…」と感じる方も多いのではないでしょうか。これが、日々の忙しさの中に埋もれてしまう「隠れ時間」です。
この時間を、他の重要な業務や、部下との直接的なコミュニケーションに振り分けられたら、管理者としての仕事の質は大きく変わるはずです。
Geminiで日報チェックの時間を圧縮する
Geminiは、まるで優秀なアシスタントのように、私たちが指示したことを理解して、様々な作業を手伝ってくれます。特に、長い文章を短くまとめる作業が得意です。
部下の日報をGeminiに読み込ませて、「この中から、上司がフォローすべき問題点を3つ探して」といった具体的な指示(プロンプトといいます)を出すだけで、Geminiが自動的に日報の内容を分析し、要点をまとめてくれます。
これにより、1件あたり5分かかっていた確認作業が、慣れれば1〜2分程度まで圧縮できることもあります。5人分・20日分で計算すると、月に数時間単位の「隠れ時間」を取り戻せる可能性があるのです。
日報には社内の業務内容やプロジェクトの状況といった情報が含まれるため、Geminiを利用する際は、個人向けの無償版ではなく、Google Workspaceの法人向けプランに含まれるGeminiをご利用いただくことをおすすめします。法人向けプランでは、入力したデータがAIの学習に使われたり、組織の外部に開示されたりしない設計になっています。
圧縮できた時間を何に使うか、まで考えよう
「隠れ時間」を圧縮すること自体がゴールではありません。大切なのは、そこで生まれた時間を、何に使うかです。
例えば、これまで日報を読むだけで精一杯だった管理者の方が、Geminiによる要約のおかげで、部下一人ひとりとの対話や、抽出された問題点についてじっくり考える時間に充てられるようになったとしたら、それは大きな変化です。
ただし、ここで一つ大切な注意点があります。Geminiが抽出した内容は、あくまで文章から読み取れる範囲での「参考情報」です。実際の業務の背景や、部下一人ひとりの事情など、AIには分からないこともたくさんあります。AIの分析結果だけを鵜呑みにせず、最終的な判断やフィードバックは、部下との対話を通じて、管理者ご自身が行うようにしましょう。
「時間を圧縮する」ことと、「その分、人にしかできない部分に丁寧に向き合う」ことは、セットで考えることで、初めて本当の意味での業務改善につながります。
スタッフ全員の環境設定も大切に
Geminiのような新しいツールを導入する際、管理する社長様ご自身だけでなく、チームのスタッフ全員がスムーズに使えるように、IT環境を整えることが非常に重要です。
せっかく便利なツールがあっても、一部のスタッフしか使えなかったり、使い方が分からなかったりすると、その効果は半減してしまいます。
NKI合同会社では、スタンダードプラン以上をご契約いただいたお客様には、3名までのスタッフの皆様のGoogle Workspace(GmailやGoogleドライブなど)や、その他のクラウドツールの初期設定・環境構築サポートも無料で対応させていただいております。
これにより、チーム全体のITリテラシーが向上し、導入したツールの活用が促進されます。まずは、どのようなサポートが必要か、お気軽にご相談ください。
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※本記事は一般的な情報提供を目的としたものです。税務・法務に関する個別の判断は、税理士・弁護士等の専門家にご相談ください。
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